私たちが生産拠点にしている新潟市江南区を含む亀田郷は、かつて「芦沼（あしぬま）」「地図にない湖」と呼ばれるほどの低湿地帯でした。

腰まで水に浸かりながら稲刈りをする写真は、地元の小学生では知らない人がいないくらいの有名な写真です。

しかし、昭和23年頃から始まった栗の木排水場保はじめとする排水場の建設により乾田化に成功。

西を信濃川、東を阿賀野川、南を小阿賀野川に囲まれ、県内有数の穀物地帯となりました。

また、日本海側第一の人口を誇る新潟市近郊という条件もあり、園芸栽培（野菜、果樹、花）も盛んです。

また、全国最大規模となる中央卸売市場も有しており、国内的にも珍しい都市近郊の田園地帯として農業と生活の一体的な社会を形成しています。